チェルノブイリと小児がん 命と絆を守る~ロシア連邦立小児血液・腫瘍・免疫研究センターからの報告~

日本・ロシア小児がん交流シンポジウム千葉2011実行委員会主催のもと、放射線による被ばくと子どもの健康について考えるシンポジウムがホテルポートプラザちばにて開催されました。福島原発事故後多くの親御さんが心配するように、私も子・孫を持つ身として、非常に興味深い内容でありました。
内容は下記の通りです。

開会挨拶
中川原 章 (千葉県がんセンターセンター長)
アレクサンドル ルミャンツェフ (ロシア連邦立小児血液・腫瘍・免疫研究センターセンター長・ロシア医学科学アカデミー会員)
鷲見 学 (厚生労働省健康局がん対策推進室室長)
セッションⅠ <ロシアにおける小児がんの現状>
ロシア連邦における小児がんの疫学
スヴェトラーナ ヴァルフォロメヴァ教授(ロシア連邦立医科大学血液腫瘍科)
ロシア連邦における小児白血病(ALL)の治療
アレクサンドル カラチュンスキ教授(ロシア連邦立小児血液・腫瘍・免疫研究センター)

セッションⅡ <ドイツにおける小児がんの現状>
ドイツの小児がん治療戦略
アンジェリカ エガート教授(ドイツ エッセン大学がんセンター)

セッションⅢ <チェルノブイリと小児がん>
チェルノブイリ原発事故が教えたもの
アレクサンドル ルミャンツェフ教授(ロシア連邦立小児血液・腫瘍・免疫研究センター)

チェルノブイリセッションⅣ <放射線と子ども>
子どもの発育と放射線
島田義也(独立行政法人 放射線医学総合研究所)
放射線被曝と免疫への影響
中地 敬(財団法人 放射線影響研究所)
日本の小児がん長期データベース構築
中川原 章(千葉県がんセンター)
特別発言
山下公輔(財団法人がんの子供を守る会理事長)
閉会の挨拶
伊達裕昭(千葉県こども病院院長)

未来の子ども達の健康と安全を全力で守れるような取組を構築しなければという決意を新たにしました