東日本大震災現地視察2日目

行程:仙台港→石巻

仙台市内から30分とかからない仙台港も津波による被害が甚大ではありません。地元選出の秋葉賢也衆議院議員の秘書・若生さんとともに仙台港から荒浜地区まで視察しました。先日の陸前高田・気仙沼にように湾ではなく、平野での津波でしたので、その被害状況も被害範囲も異なるものでした。

石巻では仮設住宅の建設現場を視察しました。また明友館の千葉リーダーと糸数班長を訪問し、被災者の現状とこれから必要になってくる物資についてヒアリングしました。3月11日はまだ寒く毛布が必要でしたが、これから暑くなるに従って薄手のタオルケットが必要であったり、細かい砂が飛散しているので窓が開けられず、空気清浄機も必要になってくるとの事でした。私たちが普段生活していると気づかないことが被災者の方にとっては重要な問題になると感じました。また行政と被災者との求めることのギャップも強く感じる一日でした。行政は一律的な支援方法ですが、被災者の方の被害状況、復興のかたちは千差万別です。きめ細かい支援体制の確立も必要であると再確認しました。